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2009年9月22日火曜日

MBO(マネジメントバイアウト)


吉本興業がMBOを検討している。

いったん上場しながら,
なぜMBOでまた非上場化するのか?

疑問に思う人も多いだろう。

一般的には、上場は目指すものだから・・・。

そもそも、MBOって何ぞや?

って、思われる方もいるかもしれない。

MBO。

う~ん、あまり耳慣れない言葉だなぁ。

そう、思った人も多いかも・・・。

MBOとは、Management Buyoutの略である。

買収会社の経営陣が株主より自社の株式を譲り受け、
経営者として独立する行為のことである。  (Wikipediaより)

この説明に間違いはないが、
これを読むだけでは、誤解が生じやすい。

あるいはわかりにくいかもしれない。

MBOをご説明する前に、

「そもそも、何故上場するのか?」ということから
考えた方がわかりやすいと思う。

上場する目的は、
会社によってそれぞれ違うものである。

でも、一番の目的は、何と言っても資金調達でしょう。

(中には、たんまり資金を持ってる企業もあるけどね。)

上場することで、
資金を調達することができるのである。

しかも、市場から直接かつ円滑に・・・。

資金さえあれば、工場や店舗を建設して、
さらに事業を拡大することが可能である。

会社はどんどん大きくなる。

「上場は、良いことだらけ」って感じるかもしれない。

でも、上場した企業には社会的な責任が生じる。

それは、投資家たちに、
どれだけ儲かったのか報告することである。

上場企業はちゃんとしたルールにのっとって、
会社の儲けを開示しないといけない。

この「ちゃんとしたルール」ってのが、
実は曲者である。

ルールがわかりづらい上に、
コロコロと変わっているのが現状だ。

(チェックをする監査法人の担当もこれには正直参っているみたい。)

当然、チェックするためにはお金がかかる。

「会社にとっては余分な経費がかかる。」
っていう問題もあるのである。

また、その費用がバカにならない。

最近では、上場する企業数も激減しているようだ。

中には、非上場化を検討している企業も
結構出てきている。

(当社としては、ありがたい話だけどね。)

投資家に口出しされて、
思い通りに経営出来ないリスクもある。

基本的に、投資家は
自分の利益しか考えないから・・・。

この現状を打破する手法が、MBOだ。

経営者自身がモノ言う株主から、
株式を買い取る制度のことである。

全て自分の責任において
経営をするっていう宣言と言えるかもしれない。

昔は、「上場=良いこと」と思われていた。

でも、今は会社の置かれた環境によって、
柔軟に対応することが経営者には求められている。

もしかしたら、
吉本興業の笑いに変化が起こるかも・・・?

では、経営陣の英断に・・・

茶王 ♪. (* ̄▽ ̄*)ノ◇"
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