発行した会社自身が取得した
自己株式のことを金庫株という。
株券を手元の金庫にしまっておくっていう
イメージをするとわかりやすいかもしれない。
最近、金庫株(自社株買い)をする企業が増えている。
先日の日経新聞にも、こんな記事が一面に載っていた。
「自社が筆頭株主 最多197社」
自社株買いが増加し、
自らが筆頭株主となる企業が過去最高となった。
理由として、まず第一にあげられるのは、
株価が割安になったことが考えられる。
また、金庫株はM&Aの対価として、
機動的に活用出来ることもその一因である。
自社が筆頭株主になった企業は以下のとおり。
<企業と自社株保有比率> (日本経済新聞社 調べ)
・スズキ 19.89%
・パナソニック 15.58%
・JFEホールディングス 13.87%
・ファナック 13.24%
・東海旅客鉄道 11.96%
・住生活グループ 10.90%
・電通 10.77%
自社株買いは市場に流通する株が減ることで、
一株当たりの価値を押し上げる効果もある。
株式交換を用いたグループ再編や資本提携、
いろいろと活用方法はありそうだ。
一方で、当社のクライアントはこの機会に非上場化し、
機動的な組織になろうとしている。
(いろいろと奔走しています。)
100年に一度の金融危機。
どのように捉えるかは、貴方次第です。
では、金庫株を経営戦略に活用する経営者に・・・
茶王 ♪. (* ̄▽ ̄*)ノ◇"
0 件のコメント:
コメントを投稿